本学科大学院生が風力発電コンペWINCOM2021でアイデア賞を受賞しました

 2021年11月にオンラインで開催された第14回風力発電コンペWINCOM2021に電気電子工学専攻の大学院生の吉峯潤君(新妻・矢澤研M1)と守谷隆君(新妻・矢澤研M1)のチームが参加しました。
風力発電 コンペは自転車用の発電機を使って独自の発想で風力発電機を製作し,そのアイデアや発電量を競う大会です。新型コロナウイルス感染拡大防止のため,昨年は中止になった大会ですが,今年は各チームが作製した風力発電機の性能やアイデアをアピールする動画を投稿し,各チームの相互投票により 受賞チームを決定するオンライン方式で開催されました。
 吉峯君,守谷君は機械工学専攻の中込匠君と他専攻横断型のチームを組み,「FDM Windmiller」を製作しました。このFDM Windmillerの大きな特徴は複雑で立体的な形状を実現できる3Dプリンタを利用して作られている点です。
また,風車の羽のアタッチメント部分を工夫し,羽の取り付けとその角 度の変化を容易に出来るようになっています。大会ではこれらのアイデアが評価され,アイデア賞を受賞しました。FDM Windmillerを含めた全チームの風力発電機の概要やアピール動画はWINCOM2021のページに掲載されています。

 FDM Windmillerは電気電子工学科に新たに整備された工作室「チャレンジラボ」を利用して製作されました。
チャレンジラボでは3Dプリンタ,レーザー加工機,基板作製機,工作機械等が整備されてお り,授業に利用されるとともに,学生の自由な発想によるモノづくりを後押ししています。

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